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2023.6.20 LegalForce

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、 英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能になる「翻訳」機能のオープンβ版を提供開始~「LegalForce」内で契約書、和訳、を一画面に表示し、英文契約書審査の効率化を支援~

株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都江東区 代表取締役執行役員CEO:角田望)は、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能になる「翻訳」機能のオープンβ版を6月20日(火)より提供開始します。英文契約書と契約書の訳文を「LegalForce」の同画面内に表示しながらの審査が可能となることで、英文契約書における契約審査の効率化を支援します。

現代は、グローバル化によって海外との取引が拡大し、法務業務でも英文契約書審査を行う機会が増加傾向にあります。英文契約書は和文契約書と比較して、網羅的な定めをすることがより重要になる点や、準拠法・合意管轄条項の重要性が高い点など、特有の留意点があります。そのため、英文契約書を締結する際には、和文契約書以上に慎重な審査が必要となります。

今回、翻訳機能の提供を開始することで、英文契約書と契約書の訳文を「LegalForce」の同画面内に表示しながらの審査が可能となります。これにより、英文契約書における契約審査の効率化を支援します。

「LegalForce」では、英文契約書の審査を支援するため、これまでNon-disclosure Agreement(秘密保持契約)やService Agreement(業務委託契約)など、14類型の英文契約書に対応する自動レビュー機能*を提供してきました。今回、「翻訳」機能を搭載したことで、自動レビュー機能に対応する契約類型では、自動レビュー後に表示される指摘事項を和訳と照らし合わせながら確認できることで、英文契約書の審査の効率化を支援します。

*英文契約書の自動レビュー機能はオプションです。

今後も、法務の契約審査業務の効率化と品質の両立に向け、「LegalForce」の精度向上に向けた開発を行ってまいります。

DeepL SE 創業者 兼 CEO ヤロスワフ・クテロフスキー氏(Dr.)のコメント

「法律分野はますますグローバル化しており、日本企業が英文契約書を簡単にレビューできるツールの導入は不可欠です。ミスが許容されない規制の厳しい分野において、レビューを担当される皆様には当社の翻訳が高精度であるだけでなく、顧客の機密データを安全に保護するものであることも含め、信頼していただけます。契約書を和訳と原文で比較できる機能は、契約書が組織の基準に適合し、必要な条項がすべて含まれているかを、より効率的に確認する点でとても重要です。言語の壁を越えてビジネスを展開する企業の皆様に、正確さと精度において更なる安心感を提供できることを嬉しく思います。」

LegalOn Technologies 代表取締役執行役員CEO 角田 望のコメント

「これまで多くの顧客から、英文契約書の審査は概要把握するだけでも多大な労力がかかっているという声を伺っていました。このような英文契約書審査の労力を軽減することを目指し、今回DeepL SE様と連携し翻訳機能を開発しました。日々多くの契約書を審査する法務担当者や弁護士等専門家の方々の労力や時間を軽減するものになればと願っています」