調査概要
- 調査方法: オンラインでのアンケート回答
- 調査対象者: 企業の法務業務に関わっている人
- 調査期間: 2025年2月21日~2月26日
- 調査対象者数: 500人(従業員規模 ①1~99名②100~499人③500~999人④1000人以上でそれぞれ125人ずつ)
- 調査企画:株式会社LegalOn Technologies
- 調査実施・協力: 株式会社クロスマーケティング
生成AIの活用頻度
生成AIの具体的な活用頻度について聞きました。「毎日使用している」から「ほとんど使用していない」まで、「生成AIを使用している」と答えた人は6割以上に上りました。使用頻度で一番多かったのは「週に1,2回程度」でした。
生成AIの活用開始時期
生成AIの活用開始時期を聞いたところ、最多は「2024年」で51%の人が回答しました。生成AIサービスの先駆けともいえるChatGPTは2023年に高度な言語理解を可能にした「GPT-4」をリリースし、2024年5月にはGPT-4 より倍高速のGPT-4o(Omni)をリリースしています。
生成AIを活用している業務
生成AIを活用している業務は、「契約書のレビュー・作成支援」が最も多く44%の人が回答しました。一方で、高い専門性が求められる「法的リスクの分析・評価支援」は選択肢の中で最も回答が少数でした。
利用している生成AIサービス
利用している生成AIサービスでは、「ChatGPT(Open AI)」の利用が最も多く、約7割が利用していました。利用者の多さでは、「Gemini(Google)」、「Copilot(Microsoft)」と続きました。
法務担当者の生成AI活用実態調査「完全版」公開中
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調査の質問項目の例
- 生成AIの利用にあたって月あたりの費用
- 生成AIの活用を開始した動機
- 生成AIの活用に関する社内ガイドライン(規程など)の有無
- 生成AIの活用効果の実感
- 生成AIを活用していない理由
- 将来、法務部門での活用を期待している新技術