ミッションステートメントとは
ミッションステートメント(mission statement)は、使命や任務を指す「mission」と、声明をあらわす「statement」の2語からなる言葉です。
ここではまず、以下の項目を通じてミッションステートメントの定義や意味を確認しましょう。
- ミッションステートメントと「7つの習慣®」
- 企業のMVVとミッションステートメント
- ミッションステートメントとビジョンステートメントの違い
ミッションステートメントと「7つの習慣®」
ミッションステートメントは、1996年(アメリカでは1989年)に出版されたスティーブン・R・コヴィー氏の名著「7つの習慣®」に登場する概念です。この本に書かれたミッションステートメントの定義は、以下のとおりになります。
ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。
出典:『7つの習慣®』スティーブン・R・コヴィー著
「7つの習慣®」では、個人のミッションステートメントを中心に解説を行っています。一方でビジネスシーンにおけるミッションステートメントは、どちらかといえば企業中心に語られることが多い概念です。
ここからは、企業とミッションステートメントの関係性から、この概念の定義を明らかにしていきましょう。
企業のMVVとミッションステートメント
ミッションステートメントがどういうものかを考えるうえで重要な鍵となるのが、企業ホームページなどで目にすることが多いMVVです。MVVとは、企業のミッション(mission)・ビジョン(vision)・バリュー(value)の頭文字をとった言葉になります。
MVVに厳密な定義はありません。ただ一般的には、以下のイメージで内容設定するケースが多いでしょう。
- 【ミッション(mission)】いわゆる経営理念、会社の存在意義、なすべき使命、社会に対して与える影響など
- 【ビジョン(vision)】会社が実現する世界観、未来、理想像
- 【バリュー(value)】いわゆる行動指針や行動規範、ミッション・ビジョンを成し遂げるうえで譲れない価値観
ミッションステートメントの多くは、上記のMVVを織り交ぜてわかりやすく文章化したものです。なかには、その文章を「ステートメント」と呼ぶところもあります。
経営理念やビジョンなどには、抽象的になりやすい特徴があります。しかしそこで、それらを具体的な方針・行動に落とし込んだ文章(ミッションステートメント)を作成すると、社内外の幅広い人から理解や共感を得られやすくなるでしょう。
ミッションステートメントとビジョンステートメントの違い
ミッションステートメントの厳密な定義を考えるうえで参考になるのが、似たシーンで使われることが多いビジョンステートメントという概念です。
ビジョンステートメントのビジョン(vision)は、上記のMVVで触れたとおりどちらかといえば「未来」に対する概念です。一方でミッション(mission)は、どちらかといえば「今」や「現在」に対応する概念になります。
ミッションステートメントとビジョンステートメントも、目指す場所や時間が異なるイメージです。ただしこれらの概念は、同じ意味で使われることもあります。厳密な違いは、頭の片隅に置いておく程度で良いかもしれません。
企業ミッションステートメントの代表事例4選
ミッションステートメントは、さまざまな会社の公式サイトや企業パンフレットなどで公開されています。ここでは、日本の大企業4社のミッションステートメントを紹介しましょう。
- ファーストリテイリング
- アマゾン・ジャパン
- ソニー
- 大林組
ファーストリテイリング
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
引用:FAST RETAILING WAY (FRグループ企業理念)
ユニクロやGUで知られるファーストリテイリングでは、上記のシンプルなステートメントとあわせて、グループのミッション・バリュー(価値観)・プリンシパル(行動規範)も公開しています。外国のステークホルダー向けに、日本語以外に12の言葉で翻訳した内容も公開中です。
アマゾン・ジャパン
「私たちは自分自身、そして互いに、日々の行動を通じてリーダーシップ・プリンシプルを用いてそれを示す責任があります。 私たちのリーダーシップ・プリンシプルは、どのようにAmazonがビジネスを行い、どのようにリーダーたちが導き、私たちの決定の中心にお客様がいるかを示しています。Amazon独自の文化は、リーダーシップ・プリンシプルによって表現され、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することという企業理念を粘り強く追求するための助けとなります。」
引用:Amazonについて
アマゾン・ジャパンでは、リーダーシップ・プリンシプル (Leadership Principles)という形でミッションステートメントに近い文章を公開中です。同ページでは、従業員のあるべき姿勢が14項目で詳しく紹介されています。
ソニー
「共につながり、共に創り、共に成長する。世界の感動のために。」
ソニーでは、多様な人々があらゆる境界を越えて交錯するときにイノベーションが生まれるという考えから、上記のステートメントを公開しています。同ページでは、ダイバーシティおよびエクイティ&インクルージョン(DE&I)の考え方も公開中です。
大林組
「【つくるを、つくり変えろ。】人類の歴史は、つくることの歴史だ。制約、常識、願望。人は、つくることによって、さまざまなことを乗り越えてきた。時代が大きく変わろうとしている今。私たちは、つくることそのものをつくり変えてゆこうと思う。形あるものだけが、ものづくりか。人間のためのものだけが、すべてか。常に問いかけながら、可能性を拓き続けようと思う。世界は不確かで、複雑さを増している。でも、だからこそ。これまで培ってきた力が、まだ見たことのないものを実現する原動力になるはずだ。なぜならいつだって、つくることは、何かを超えることなのだから。建設の枠を超え、新しい領域を拓いてゆく。次の大林組の挑戦に、ご期待ください。」
建設業界大手・大林組のミッションステートメントは、上記の3企業と比べてかなり長く情熱あふれる文章です。自社のMVVをわかりやすく噛み砕いたものにする場合、このぐらいの長文にしてもよいかもしれません。
企業ミッションステートメントの浸透効果とメリット
詳細は後述しますが、ミッションステートメントは、作成後に組織に浸透させることで高い効果やメリットを発揮するものです。一般的な効果には、以下のものがあります。各ポイントを詳しく解説しましょう。
- 全メンバーが同じベクトルで仕事に臨める
- 迅速な意思決定が可能になる
- 社外へのアピールポイントになる
全メンバーが同じベクトルで仕事に臨める
企業が掲げたミッションステートメントを組織に浸透させると、組織のメンバーがたとえば「地球上で最も安全な職場を提供する」などの同じ価値観で仕事を進められるようになります。
また、ミッションステートメントの浸透でチームメンバーの方向性や優先順位が同じになると、「自分は売上重視で頑張る」や「自分は売上より顧客満足度だ」といった異なる価値観の衝突も起こりにくくなるでしょう。
迅速な意思決定が可能になる
近年のビジネス環境では、コロナショックや異常気象による大規模災害など、予測不能かつ複合的な問題が起こりやすくなっています。こうしたなかで企業が早く課題を解決し、目標達成や成長を続けていくためには、迅速な意思決定が必要です。
そこでミッションステートメントが全メンバーに浸透していると、目の前のトラブルや課題に対して、自分たちが選択すべき対応が見えてくるようになります。ミッションステートメントによる迅速な意思決定は、競合優位性を高めるうえでも大切になるでしょう。
社外へのアピールポイントになる
自社のホームページなどに掲げられたミッションステートメントには、お客様・地域の人々・株主・取引先といったステークホルダーへの声明になる効果もあります。
特に近年は、新卒採用の複雑化や少子化などの影響から、多くの企業が採用難に陥りやすい時代です。こうしたなかで自社の採用サイトや求人広告に以下のようなミッションステートメントを掲げると、自社に関心を持つ就活生などにポジティブなアピールがしやすくなるでしょう。
- 地球上で最も安全な職場を目指す
- 日本一のエンジニア集団になる など
企業ミッションステートメントの作り方
効果的なミッションステートメントを作成するためには、以下の手順で作業を進める必要があります。各ステップのポイントを紹介しましょう。
- プロジェクトチームを立ち上げる
- 自社にとって大事なことを洗い出していく
- 2で洗い出した内容を文章として繋げる
1.プロジェクトチームを立ち上げる
ミッションステートメントの作成は、多様な視点や意見を集めるうえでも経営層~現場メンバーまでの幅広い人を巻き込んだチームで行うことが大切です。
また、作成段階から現場を巻き込んだほうが、完成後のステートメント浸透も当事者意識を持って実践してもらいやすくなります。
2.自社にとって大事なことを洗い出していく
チームが立ち上がったら、以下の項目について自社が大事にする価値観や行動などを洗い出していきましょう。
- 経営者の想い
- MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)
- 顧客・市場
- 製品・サービス
- 社会貢献
- 技術
- 強み
- 成長性
- 社員や組織への姿勢
- パブリックイメージ
現場の業務や視点に合うミッションステートメントをつくるうえでは、全社員アンケートで上記の項目に関して思いつくものを挙げてもらうのもおすすめです。幅広い従業員の考えに耳を傾けると、ステートメントに採用したくなる魅力的なキーワードも見つかりやすくなるかもしれません。
3.2で洗い出した内容を文章として繋げる
上記の項目に関する価値観やキーワードを洗い出すと、以下のように自社にとって「価値があるもの」や「作り出したい世界観」が見えてきます。
- すべてのステークホルダーとの距離が近い会社
- 高い製造技術で◯◯業界と地域経済をリードする
- 多様な人材が自分を自由に出せる心理的安全性 など
これらの項目をつなげてミッションステートメントを作成するときには、その文章に初めて触れる新入社員や就活生、お客様などでも理解しやすい表現にすることも大切です。
企業ミッションステートメントの浸透ポイント
企業のミッションステートメントは、「作成して終わり」ではありません。作成した内容を全従業員が理解し、それを日々のなかで実践してもらう「浸透」の成功が、高い効果を発揮するための鍵になります。
ミッションステートメントを社内に浸透させるためには、以下のポイントを実践する必要があるでしょう。
- 社内外に発信し続ける
- 共感を得て「自分事」にしてもらう
- 日々の仕事や行動と関連付ける
- ミッションステートメントに触れる機会を増やす
社内外に発信し続ける
ミッションステートメントの作成後は、そこに出てくるキーワードや文章を社内外に発信し続けます。
たとえばフリーペーパーや求人媒体などで「地域の介護課題と向き合い続ける」や「山形の伝統工芸を世界に」などのステートメントを発信し続けると、そこから自社のブランドイメージ形成につながりやすくなるでしょう。
またたとえば上記を認知したお客様などから「あなたの会社は工芸品の発信もやっているの?」などと営業先で質問された場合、その会話から従業員のミッションステートメントの当事者意識が高まることも期待できます。
共感から「自分事」にしてもらう
多くの工数を使って立派なミッションステートメントを作成しても、それが従業員にとって「他人事」では宝の持ち腐れです。
この問題を防ぐためには、各従業員が仕事のなかで感じていることや成功体験などの「現実」と「ステートメント」を結びつけ、共感を通じてステートメントを「自分事」にしてもらうことが大切になります。
自分事にしてもらう仕掛けとして、背景にある物語を伝えるストーリーテリングや、わくわくするイラストなどの視覚的な補助資料を指すビジュアルエイドなどを活用してもよいでしょう。
日々の仕事や行動と関連付ける
ミッションステートメント内の言葉や文章は、日々の仕事のなかで当たり前に使われる状態にするのが理想です。
ミッションステートメントとは少し異なりますが、たとえばアメリカの実業家であるヘンリー・フォードの名言に「決断しないことは、ときとして間違った行動よりたちが悪い」というものがあります。
仮にこの言葉が社内に浸透すれば、すべての組織やメンバーのなかで、この言葉に基づく積極的な意思決定(決断)が行われるようになるはずです。
また人事評価の基準にミッションステートメント内の言葉を盛り込むと、上司と部下の1on1やフィードバックなどの際に、「ステートメントに書かれている◯◯の考え方で意思決定できているか?」などの共通言語を通じたコミュニケーションも図りやすくなるでしょう。
ミッションステートメントに触れる機会を増やす
社内外への発信に近いものですが、以下のような仕掛けを通じて全従業員がミッションステートメントに触れる機会を増やすことも大切です。
- 社内報
- 社内ポスター
- 各自が携帯できるカード・ハンドブック
- 各階層別の研修
- 総会や朝礼などでの経営層メッセージ など
上記のようなさまざまな場所で何度もミッションステートメントに触れていると、接触回数が多いほど親しみが強くなるという理論「ザイアンスの法則」の効果が得られやすくなります。
企業ミッションステートメントの注意点
ミッションステートメントを作成する経営層の姿勢や内容によっては、せっかく作った文章が形骸化することもあります。ミッションステートメントの形骸化を防ぐためには、以下のポイントに注意する必要があるでしょう。
- 経営層や上司が自ら率先して実践する
- 理解・共感・実現可能なものにする
- 定期的に見直す
経営層やリーダーが自ら率先して実践する
ミッションステートメントを社内に浸透させる活動は、経営層やリーダーが率先して行うからこそ成功するものです。
近年のように多くの企業が逆境に直面する時代では、ミッションステートメントの内容も厳しくなりがちです。なかには、「従来の価値観から脱却する」や「多様な人材を尊重する」といった経営層にも努力が求められる項目が含まれるかもしれません。
経営層がそこで有言実行の姿勢を見せると、リーダー層や一般社員に「自分たちもやってみよう!」などのポジティブな意識が生まれやすくなります。
経営層がミッションステートメントを実践するなかで感じた気づきなどは、「思った以上に大変だったが、◯◯の理由でやってよかったと思う。みんなも頑張って……。」のような形でメッセージ発信してもよいでしょう。
理解・共感・実現可能な内容にする
ミッションステートメントの内容は、現場の従業員にとって現実的であることも大切です。
逆にいえば、たとえば現場がステートメントを見たときに「こんなに難しいことを毎日できるはずがない」や「これでは顧客満足度が下がってしまう」などの不安や違和感が生じる内容では、浸透は難しく反発を招く可能性が高いでしょう。
ミッションステートメントは、自社にとって「こうなりたい」や「こうありたい」などの理想に近い側面を持つことも多いです。しかし、そこで浸透による高い効果を期待するのであれば、作成時に現場社員の現実的な視点を持つことも必要でしょう。
定期的に見直す
近年のビジネス環境は、予測不能な変化が起こりやすいVUCA時代です。
こうしたなかでミッションステートメントを作成し、自社の事業目標とリンクさせた運用をしていくうえでは、「いまの社会や業界に合ったものなのか?」を定期的に考え、必要であれば見直しをすることも大切になります。
先ほど紹介した大林組のステートメントには、まさにVUCAをあらわすキーワード「世界は不確かで、複雑さを増している。」が盛り込まれています。ステートメントにこうした旬の言葉を入れることで、従業員に良い意味での緊張感が生まれたり、株主やお客様にポジティブな印象を与えやすくなったりするでしょう。
個人のミッションステートメントとキャリア支援
近年のビジネス環境では、企業とともにビジネスパーソン個人がミッションステートメントを作成することの重要性も高まるようになりました。
ここでは、以下3つのポイントから企業などで働く人が自分個人のミッションステートメントを作る意味と、ミッションステートメントを持つ個人を企業が支援することの重要性などを解説しましょう。
- 個人がミッションステートメントを作る意味と目的
- 個人のミッションステートメントとキャリア支援
- 個人におけるミッションステートメントの作成ポイント
個人がミッションステートメントを作る意味と目的
個人がミッションステートメントを作る目的は、自分の仕事や人生における「中心軸」を明らかにするためです。
たとえば、IT企業で働く人が自分軸を持たない場合、会社都合で以下のように流されることが多くなるかもしれません。その場合、個人の夢や目標の実現も難しくなるでしょう。
- 【新人時代の1年間】開発部門でOJTを受けながらプログラミングを経験
- 【2~4年目】プログラマー人材不足の影響で、上位職種であるシステムエンジニアの経験を積ませてもらえない
- 【5年目】ようやくシステムエンジニアになれたものの、他部署の同期はすでにプロジェクトリーダーになっていた
これに対して「30歳までにプロジェクトマネージャーになり、35歳までにITコンサルティング会社を起業する。そのためには……。」という明確な声明を出していた場合はどうでしょうか。
個人のミッションステートメントとキャリア支援
近年のビジネス環境では、日本企業で長く続いてきた終身雇用&年功序列制度が崩壊し、キャリアアップにつながる転職が当たり前の時代になりつつあります。
こうしたなかで優秀なメンバーと良好な関係を築くうえでは、「30歳までにプロジェクトマネージャー」などの個人のミッションステートメントに対して会社が支援する姿勢を見せることが大切です。
「30歳までにプロジェクトマネージャー、35歳までに起業」という目標を理解し、それに対して応援や支援する姿勢を見せることで、従業員との良好な関係が築きやすくなります。
ただ、この事例の従業員は、35歳までには会社を離れることになります。しかしそれでも、「会社を信用できない」などのネガティブな理由から「まさか」の早期離職をされるよりは、会社にとってのダメージは少ないはずです。
近年では、自社を一度卒業(離職)したメンバーを再雇用するアルムナイ採用も多くなっています。こうした形で、優秀な人材と再びつながる可能性を考えると、個人のミッションステートメントを理解しサポートすることは、会社に中長期的な好循環をもたらす種まきと似た意味があるかもしれません。
個人におけるミッションステートメントの作成ポイント
スティーブン・R・コヴィー氏の名著「7つの習慣®」では、個人のミッションステートメントの作り方を以下のように紹介しています。
個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く。
出典:『7つの習慣®』スティーブン・R・コヴィー著
従業員が上記内容をすぐにイメージできないときには、以下のような質問を通して「自分が大切にした価値観」や「自分が成し遂げたい貢献」「あるべき姿」などを深堀りしてもらってもよいでしょう。
- あなたが、仕事で最も嬉しかったことはなんですか?
- あなたは、何をもって「幸せ」としますか?
- これまでの人生で最も尊敬できる人は誰ですか?その理由は?
- 余命1年と宣告されたら、まず何をしますか?
- あなたが自分らしくあるために、必要なことはなんですか?
従業員個人にミッションステートメントを考えてもらうなかでは、パートナーや子ども、大好きな趣味など、仕事以外の要素がでてくるかもしれません。
この場合、ワーク・ライフ・バランスやウェルビーイングの観点から可能な限りのサポートをすることで、従業員エンゲージメントの向上につなげやすくなるでしょう。
近年のビジネス環境では、従業員のキャリアや働き方もかなり多様化しています。こうしたなかですべての従業員に個人のミッションステートメントを表明してもらうと、企業側でも適材適所の配置やそれぞれに合うサポートがしやすくなるはずです。
ミッションステートメントについて解説しました
ミッションステートメントは、組織や個人が主体的に目標達成を続けるうえで不可欠なものです。特に近年では、外的環境の変化が著しく逆境に直面しやすいなかで、ミッションステートメントの自分軸を持つことの重要性が高まるようになりました。
ミッションステートメントは、自社の人材マネジメントやブランディングにも活用できるものとなります。自社のビジネスに好循環をもたらしたい方は、ぜひ企業のミッションステートメントから作成を始めてみてください。